☆ピュア姫と腹黒王子★



「………誰?」



桜は何がなんだかわからない顔をした




「どうして…僕じゃないんだい?」




こいつ、頭大丈夫?



「ねぇ、桜……なんで、多田流架なんだい……」



な、んで、俺の名前……



「だから…っ、あなた誰!?」




少し震えた声でそれでも懸命に状況を理解しようとしていた





ドカッ!



「「!?」」



急に男が倒れ込んだ




どうやら飛び蹴りされたらしい……。




あいつも、誰?




< 291 / 316 >

この作品をシェア

pagetop