叶わない恋

「今日からこのクラスの担任になった原琢磨です。一年間よろしく」

明らか見ると20代くらいの若い男の先生だった。

ボーとしていると後ろから話しかけられた

「ねぇねぇ何ちゃん?」

背の低いかわいい女の子だった。

「私?夢奈ていうの。宜しくね」

すると

「夢奈ちゃんて言うんだー。私、坂皆郁(さかみないく)ていうんだ。宜しくね!」

郁とはすぐに友達になれた。

「今日、郁んちこない?」

郁から誘われた。

郁んちか行ってみたいな。


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