ファンタジー短編集
そう、そいつは他の生徒と共に騒いでいた。名前は川田洋一郎。ファンタジーの欠片すら無い名前である。
そして彼は前ページで『それって俺の事!?』と言っていた少年である。きっとこの少年は魔力測定で非現実的な数値を打ち出し、そして属性はカラフル――・・・もとい全てを持っているのだろう。てゆうか、そうだった。その辺りは面倒なので省略させて頂く。
彼は見た目はイケメン、中身はドMそして変態の勿体無い少年だった。
そして、そんな彼にも友人が出来た。高田武志君、篠原卓造君、大島雅夫君である。覚え難い名前である。