幼なじみは人気モデル
…ぷちん
あたしの中で何かが切れた。
『ばれちゃった☆じゃないわよ!!いつから?なんでモデルなんかしてるの!?ていうかなんであたしに隠してたのよ!?』
あーあ、シンくんびっくりしてんじゃん。アオイ、葵は慣れてるから平気そうだけど。
「ち、千鶴ちゃん落ち着い『シンくんは黙ってて!!』…はい」
「悪かったよちぃ、でも理由があって」
『理由って何!?なんで…あたしに一言も話してくれないの?』
高校に入ってから葵は変わった。前までよく笑ってあたしには何でも話してくれたのに…
そう思うと自然に涙が零れた。