描いた綺麗な画
この電車に、空君と2人で帰るなんて今まで考えられなかったしね;
人生って何があるかわからないね!!


私たちは電車に乗った。


「すっかり暗いくなっちゃったな。
神崎の親心配してない?」


「大丈夫!!さっきメールしておいたから!!
空君こそ、ごめんね?一緒になんて…」


「いいよ。帰り道同じ方向なんだし!!
これからもこんなことあると思うし、その時は帰ろうな!!」


え!?それって、一緒に帰れるって意味だよね…?


「いいの?」


「神崎がよかったら。」


「うん!!ありがとう!!」


『○○駅です』


ここで私は降りる。
空君とはバイバイだ。
なんか名残惜しいな…


「神崎、じゃあな!!また明日。」


「うん!!今日はお疲れさま!!
また明日!!」



電車は発車した。
私はその電車を見えなくなるまで見送った。
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