硝子の靴 ~夜帝の紅い薔薇~少女A~
部屋に入り、
部屋着に着替えをして、
バックをなおす。



携帯電話の着信のランプが点滅しているのに気付き、
日和は、
携帯電話を手に取った。


開いて、
着信を見る。


着信は、龍星からであった。


メールも入っていて、


『日和、おはよう

外の桜が綺麗だよ。

きっと

日和の桜も

桜咲くよ。

気を付けて』


「七海さん…有難う」


龍星のメールを見ながら、
日和は、
優しい気持ちになる



日和は、
合格したことを
龍星に返信した。


直ぐ様、
携帯電話がなり、

びっくりしながら電話に出ると、


『おめでとう!!!』


元気の良い龍星の声が聞こえてきた。


「有難う」


日和は、
微笑みながら嬉しさに返事をする。


夜の仕事明けで疲れているだろうに
と思いながら、
日和は、
龍星の声が、
気遣いが嬉しかった。

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