硝子の靴 ~夜帝の紅い薔薇~少女A~
「光~
ドンペリ入れよ~か、
ルイ13でもいいわよぉ~」

彼女はそう言いながら、席へと戻っていった。

私は会釈をする。

そして、
着替えるために控え室へ入った。


「あっ、
そろそろ儷美子様がお見えになる時間だ。

ではこの辺で、
筆者に返すとしまして、
私は失礼させて頂きます。
またいつか、
お逢いしましょう。」


―パタン―…

< 74 / 156 >

この作品をシェア

pagetop