【中編】Some Day..





どのくらい泣いただろう…


時間なんかわかんなくなるほど


頭の中がごちゃごちゃで


もうなにもかもわからなくて


ちょうど泣き止んだときだった


『泣き止んだ?南…』


ふりかえるとそこには



陸斗がいた


『いつから…』


『最初から泣き止むまでまってた』


『ずっと?』


『うん』


『ありがとう』


『いやっなんかごめん!余計なこと…』


『ううん大丈夫だよ…』


『なあ南…連とはどうゆう関係?』


『っ……』


『話して?力になりたい』


『陸…斗っ…』


『ゆってみ?』



『あっあのね…』



あたしはすべて話した


『そう…なんだ』


『うん…』


『ごめんな!俺の見間違えかもしんねー』


『え……』


『そんなはっきり顔みてねーし』

『はっきりわかんねーのにごめん!』


『陸斗……』


『南っファイトっ!!』


陸斗はニカッと笑った


『ありがとう』


あたしはさっきの涙を消すぐらいの笑顔




でもね?


陸斗あなたはなんにも悪くなかったね


見間違えなんかじゃ…
















なかったね











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