素直になれば
席替え
総体も終わり

班移動な時期になっていた。

班は変わらず、場所と班の中で
席替え。

もう龍くんの隣におれんとか…。

「もお本間嫌やあ…マヂありえないし。」

「もし班で勝手に決めて良いって言われたら、
紗菜と龍くん隣にしてあげるから。」

仕方ないなあ、という顔でコソっと
めーちゃんは言ってくれた。

「めーちゃん大好き~!!!」

一揆に笑顔になったあたしは、
隣に龍くんがいる事も気にせず
キャッキャ言っていた。
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