素直になれば
半泣き状態のあたしを
連れて走り出した里奈。

「もおえぇって!!」

あたしは叫んだ。

そう言い、あたしはさっき来た道を
引き返す。

するとたまたま、めーちゃんと
2年生の子と…龍くんの元彼女が
いた。

「告白できたん?」

何も知らないめーちゃんは聞いてくる。

「行ってしもたねん。」

そう一言言うと、

「ここまで来たんなら、行かないかん。
今から家行くで。荷台んとこに鞄のせな。
走りなよ。」

「でも…時間ないし。」

「えぇんよ!!」

そう言うと、皆走り出した。
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