先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~






「瑠香~ただいま!!ケーキ買って来たぞ~!!!」


「真ちゃんおかえり~!!やっと会えた!!ケーキ嬉しい~☆ご飯の後に食べようね♪」


その瞬間!!


「うっ…」


突然吐き気に襲われた私はトイレに駆け込んだ。真ちゃんも心配してトイレで背中を擦ってくれた。


「瑠香、妊娠してるんじゃないか?明日、年休取るから病院行こう。なっ!?」


「うん。ごめんね。ありがとう」


今回は真ちゃんに甘える事にした。妊娠してるなら、2人で確認したかったし、車の運転も心配だし…。




吐き気に襲われない時はいつもと変わらない。物も食べれるし、普通に動ける。夜ご飯を食べてケーキも食べた。


ベッドに入ってから真ちゃんといろんな話をした。


「真ちゃん、もし赤ちゃん出来てたら産んでいいの?」


「当たり前だろ!!産んでくれ。瑠香はいいのか?」


「真ちゃんとの赤ちゃん欲しかったんだ~!!大切に育てようね。」


「うん♪大切に育てような。名前考えないとなぁ…。俺な、お前と付き合い出した頃にもしお前と子どもを育てる事が出来る事が出来るなら、付けたい名前があったんだ。男しか合わないけど…」


「そうだったんだ…。もし赤ちゃんが男の子なら真ちゃんの考えてた名前にしようね!!」


「ありがとう。瑠香、体大丈夫かぁ?無理すると負担になるから、寝ようか。」

「うん、おやすみなさい」


「おやすみ。」


そう言って腕枕をしてくれて、そっとキスをしてくれた。









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