先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~
「オカン~帰ったよ」
そう言って真ちゃんが玄関を開けた途端にリビングから走って出て来たのは、真ちゃんのお母さんではなくお父さんだった。
「親父~走らなくても一途や俺達は逃げやしないよ(笑)」
「早く会いたかったんだ。やっぱり孫は可愛いんだよ。」
「あら~そんな所で立ち話してないで上がりなさい。瑠香ちゃんも疲れてるでしょ!?和花達も来てるから上がって♪」
「はい、お邪魔します♪」
お母さんがミルクティーを入れてくれた。
「今日は少し肌寒かったでしょ!?これでも飲んで体暖めてね。」
とても優しくて私に良くしてくれるお母さんやお父さんが大好きなんだ♪