先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~
兄弟
また平凡な日々が始まった。
朝、真ちゃんを起こすのは相変わらず一苦労。
『真ちゃん朝だよ!!』
『あと5分…』
『だめ!!!仕事遅れてもしらないよ!?』
『一途はリビングまで抱っこなんだからズルい!!
俺もリビングまで抱っこ』
はっ!?
真悟さん…正気ですか?
呆れた私はリビングの一途の所へ行った。
しばらくすると、寝室から真ちゃんが出てきた。
『おはよう、瑠香』
そう言って当たり前の様にキスしてトイレに行った。
まだ慣れない私…
真っ赤な顔で真ちゃんを見ていた。