先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~
私が止まると、足に抱き着いて来たり、ズボンを引っ張ってきたり…。
結構甘えん坊な一面もある一途が可愛くて仕方ない。
洗濯物を干していると、最初はジィ~って見ていた一途が急に笑顔になった。私がニコっと笑い返すと一途はカゴの中から洗濯物を渡してくれた。
時々自分で取ろうとすると、私の腕を押して止めさそうとしてくる。
2人で洗濯物を干して2人で昼ご飯を食べて真ちゃんの帰りを待つ生活。
一途が1才になったからといって生活が大きく変わる訳でもなかった。
日本語になってない言葉を話したりしている一途の日本語になっている言葉を話したのは4月下旬だった。