先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~
駐車場に公園が隣接しているベビー用品店に向かった。
一番近くて大きいから。
服やオモチャを見ていたけど、やっぱり一途のを使い回しできるのは有難い♪
男の子だったら、これからも使い回せるけど、女の子だと、せいぜい1歳半くらいまで。
いろいろ考えながら一途のシートと赤ちゃんのオムツを買って、1時間余ったから隣の公園で一途と遊んでいた。
『もしかして…瑠花さん!?』
私は振り返ってびっくりした。
生まれて1ヶ月位の赤ちゃんを抱いた真ちゃんの元お嫁さんが立っていた。
『郁美さん…。こんにちは』
正直どうしていぃのか分からない。
『以前は本当にごめんなさい。もし時間有るなら、お茶しませんか?』
『あ…はい。うち来ますか?』
『いぃんですか?』
『はい。前と同じ家です。』
『車で向かいますね♪』
なんでこんな展開になったんだろう…。
ちょっとドキドキするなあ…
そんな事を思いながら家に車を走らせた。