先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~
『瑠香~そろそろベッド行くぞ!!規則正しくしないと。』
そう言って私の腕を引っ張る真ちゃん。
ベッドに入ると腕枕をしてくれた。向かい合わせで抱きしめ合いながら寝るのはずっと変わらない。
2時頃に一途が泣き出した。夜泣きなんてこの頃は珍しい。
真ちゃんが一途を抱きながらリビングに行った。戻って来た真ちゃんの手にはミルクの入った哺乳類が握られていた。
『一途に哺乳類使うの、夜泣きと寝付かない時だけだな。』
『そうだね。ミルクとか久しぶりだよ。』
そんな会話をしながら、真ちゃんは一途を抱きながらミルクを飲ましていた。