先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~

弱い自分






なんやかんや言いながら、無事に年を越した1月も、あと2日くらいで終わろうとしている。


毎朝6時になるアラーム。私と一緒に起きる一途。自分から起きてくる。


『かぁくん、おはよう。』


『ままぁ~おあよ』


その会話を交わしてからキッチンで朝ごはんと真ちゃんの弁当作り。


朝ごはんと弁当が出来て、時計を見ると6時30分。そろそろ真ちゃん起こさないと…。


『真ちゃん!!!朝だよ~。』


『おはよ…』


『ご飯出来てるし、一途が朝ごはん待ってるよ!?』


『おん。わかった。』


…チュッ……

すれ違いざまにキスをして行った真ちゃん。何回経験しても慣れない。


千愛を寝室で寝かしたまま、3人でご飯を食べて真ちゃんを送り出した。


『いってらっしゃい。』


『いってきます。今日は飲み会だから晩いらない…ごめんな』


『わかった、気をつけてね☆』



大好きな笑顔を残し 仕事に向かった真ちゃん。

だいすきだよ……











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