先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~
次の日の朝、今日は午前中部活らしい。
一途と真ちゃんが一緒にご飯を食べて居る時だった。
『ぱぱあ?かずが ちらぃ!?』
『ううん、別に。』
『ぱぱあ?まま ちらぃ!?』
『ううん。ごちそうさま…。』
そう言うと、ジャージを羽織って 行ってきますも言わずに出ていった。
私のこと、もう 好きとは言ってくれないんだね…。
行ってきますも言ってくれないんだね…。
耐えられなくなった私は、荷物をまとめて、一途と千愛を連れて 家を出た。
しばらく ばいばい…真ちゃん…。