先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~
『先生とはどぅだ?上手くやってるか?いつも瑠香にベタ惚れだけど(笑)』
『うん…。実は今日家出してきたんだ。なんか真ちゃん隠し事してて、私に嘘ばっかつくの。
帰りは夜中で一途や千愛にもノータッチ。おまけに、行ってきますも言わないで出てくの。』
『それで家出か??』
『うん。今は一緒に居ると辛い。かといって、行ける場所は真ちゃんの想像出来る所ばかり。だから一応ブラブラしにきた。』
『瑠香ちゃん!?しばらくうちに泊まりなさい!?』
『奥さん。そんなダメですよ!!』
『いいのよ?私、瑠香ちゃんといろいろ話がしたいわ。』
『いや…でも子供いるし…』
『私達ね、3人とも子供が男なのよ。娘欲しかったの~。
しかも、子供はみんな結婚して広島、長野、埼玉に住んでるから孫にも年2回しか会えないし。
ねっ!?相沢先生には黙っとくし』
『坂出先生…』
『おぉ!!黙っとくからこい!!』
こうして、プチ家出は坂出先生の家に居候する事になった。