先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~




外に出ると、大空と宇宙と真ちゃんは椅子でアイスを食べ始めた頃だった。

私に食べさせてくれて、千愛の口にも ほんの少しアイスを入れてあげたら、ニコニコしていた。


一途と1つのアイスを食べていた真ちゃんがやっと食べ終わり、ショッピングセンターでフラフラしてから外食をして実家に帰った。

『先生ごめんね、いろいろ気使わせてしまって。』


『いえ。お母さんには感謝でいっぱいなんです。また遊びに来てもいいですか?』


『えぇ、いらっしゃい。先生も瑠香も体には気をつけて頑張るのよ。』


『お母さんもね!!』


『はいはい。千愛や一途が起きるし、寒いから帰りなさい。』


『うん。おやすみなさい。』




そう言って後にした実家。後部座席でぐっすり眠った一途と千愛。

久しぶりに助手席に乗ると、真ちゃんが手を繋いで運転してくれた。


真ちゃんのぬくもりを感じながらいつの間にか眠っていた。











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