先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~
車で起きた一途はちょっとワガママさんで、私が店の駐車場で千愛を抱いているのを見て、真ちゃんに抱っこをおねだり。
店に入ると18時なのに満員で名前を書いて待っていた。
店で待っている時は、真ちゃんが千愛を抱いて、一途は1人で座っていた。
『ちぃ、オムツ変えてくる。多分してるから』
『あっ!!ごめんね。ありがとう』
そう言ってオムツとお尻拭きを持ってトイレに向かった真ちゃん。
一途とアンパンマンの指人形で遊んでいると、声を掛けられた。
『もしかして…神崎さん?』
そう言われ顔を上げると、私が働いていた時の、ホールのトレーナーだった長堀さんだった。
『長堀さん!!!お久しぶりです!!』
『久しぶりやね。ママになったの!?』
『はい!!2歳なったばかりです。』
『そっかあ…。2人?』
『いえ、旦那が下の子のオムツ変え行きました。』
『なんか時間って早いね。まあゆっくりしてってね!!』
『はい、ありがとうございます!!』
長堀さんは仕事中だからと、仕事に戻った。
ご飯を食べて、長堀さんに挨拶をして帰った。