先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~
一途と千愛を寝かしてから、しんちゃんとリビングで夫婦の時間を過ごしていた。
『俺も来月で34かあ…』
『私も22だよ…
時間って早いね。』
『あぁ…。早いな。』
しみじみと話をしていると、奏愛から電話がかかってきた。
『もしも~し。』
『瑠香!!今大丈夫?』
『うん、どうしたの?』
『うん。
7月にね、中3の時のクラスの同窓会しようって話しになってるんだ。』
『そうなの!?行きたい!!奏愛は行く?』
『うん。疾風と企画担当だから、詳しいこと分かったら連絡するね!!先生にも伝えといて。』
『はぁーい!!おやすみ』
『うん、おやすみ。』
同窓会かあ…。
私と真ちゃんの事、知らない人も居るんだろうな…
楽しみだけど、不安な気持ちも0じゃない。