先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~




車に戻って、エンジンも掛けずに話をした。



「瑠香、中途半端な気持ちで手を繋いだ訳じゃないんだ。結婚してるだろ!?って言われたらそこまでだけど、瑠香に惹かれてる。嫁が居なかったら、付き合って欲しいって頼んでる。瑠香が好きなんだ。」



空いた口が閉まらない状態の私。


「私も先生の事、ずっと好きだった。」


そう言うのが精一杯だった。


「まずはホテル行こっか。寒いし」


そう言ってホテルに向かった。





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