先生×生徒 ~沢山の壁を乗り越えて~
すごく温かかった。
しばらくして、放された私はソファーに座ってテレビを見ていた。
先生も隣に座ってテレビを見ていた。
ずっと手を繋いで…
そして私がウトウトし始めた時に、
「おいで」
そう言って、ふわっと抱き上げてくれてベッドに運んでくれた。
1人部屋なのにベッドはダブルだった。だから先生も横に一緒に寝転んだ。
向かい合って横を向きながら寝転ぶ私達。眠気なんて吹き飛んだ。
先生はずっと私の顔や鼻や瞼や唇をいらってきた。私は先生のホッペタを触っていた。
こそばい仕草などをすると優しく微笑む先生。
そして先生がトロンとした目で
「瑠香、キスしてもいい?」
と言ってきた。
すごくドキドキしたけど、先生が大好きだから、
「うん」
とだけ言った。