モデルの秘密~ショウタイ~
【遥side】
捺羽、吃驚してるんだ。
皆が私のことを知らないってわかったから…
「私も、捺羽と同じだったの。
でも凄く違う。
バレたくないから地味にやったら、やりたくない仕事やらされて。
簡単に言うとパシられてたの。
でも、同じような葉月ちゃんはならなかった。
虐められることはなかった!」
「えっ?」
思わず、言ってしまったけど…
捺羽、驚くに決まってるよね。
でも言いたいの。
私がこれまでどんなに辛かったのか。
私があなたにしてあげたように、私の話をちゃんと聞いて欲しいの。
「知らなかったでしょ。
あとね?
私が葉月ちゃんと捺羽が同一人物だってわかったのは…
ずっと見ていたの。
私と葉月ちゃんの違いを探すために。」
でも、見つからないんだ。
探せば探すほど、いいところばっかり見つかって。
だから、葉月ちゃんは虐められないんだって。
そう思った。
捺羽、吃驚してるんだ。
皆が私のことを知らないってわかったから…
「私も、捺羽と同じだったの。
でも凄く違う。
バレたくないから地味にやったら、やりたくない仕事やらされて。
簡単に言うとパシられてたの。
でも、同じような葉月ちゃんはならなかった。
虐められることはなかった!」
「えっ?」
思わず、言ってしまったけど…
捺羽、驚くに決まってるよね。
でも言いたいの。
私がこれまでどんなに辛かったのか。
私があなたにしてあげたように、私の話をちゃんと聞いて欲しいの。
「知らなかったでしょ。
あとね?
私が葉月ちゃんと捺羽が同一人物だってわかったのは…
ずっと見ていたの。
私と葉月ちゃんの違いを探すために。」
でも、見つからないんだ。
探せば探すほど、いいところばっかり見つかって。
だから、葉月ちゃんは虐められないんだって。
そう思った。