愛の道は生きる道
原瑞希さんのことを調べて、調べて、テクノアートにたどり着いたってわけ。


瑞希さんが独立する前にいた事務所、
それがテクノアート。


いてもたってもいられなくなったわたしは、就職先を蹴って、大学卒業と同時にヘアメイクの世界に足を踏み入れた。


もちろん、私が光のファンだってことは伏せて。



やるからには真面目にやらないと

光には会えないと思うから。



大成したとき、光に会えると思うから。



光と同じ側の人間になるって、相当のことだと感じている。


だって、あの黒川光と同じ側に立つんだもん。




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