愛の道は生きる道
第4章
18.届かぬ想い
「ねえ、フクちゃん」
「なに?」
ドキドキ ドキドキ
なんで、ただ本当のことを言うだけなのに
こんなにも緊張するんだろう…。
「あのさ、わたし…」
喉の奥が乾いて、声が出ない。
「わたし、黒川光くんのことが好きなの。おかしいよね」
一気にしゃべって、肩で息を吸う。
「なんで?おかしかねーよ」
え?!
フクちゃんは、普通に答えてくれた。
笑わなかったし、馬鹿にもしなかった。
「あの光くんだよ。そこらじゅうにファンがいて当然でしょ」
フクちゃんは笑いながらそう言った。
「なに?」
ドキドキ ドキドキ
なんで、ただ本当のことを言うだけなのに
こんなにも緊張するんだろう…。
「あのさ、わたし…」
喉の奥が乾いて、声が出ない。
「わたし、黒川光くんのことが好きなの。おかしいよね」
一気にしゃべって、肩で息を吸う。
「なんで?おかしかねーよ」
え?!
フクちゃんは、普通に答えてくれた。
笑わなかったし、馬鹿にもしなかった。
「あの光くんだよ。そこらじゅうにファンがいて当然でしょ」
フクちゃんは笑いながらそう言った。