正反対恋愛【完結】
「チャリだったら、そんなに時間かからない」


「そっかぁ。銀の家の近くには公園ってないの?」


何でわざわざこの公園まで足を延ばしていたんだろう?


何か目的があったのかな?


「あるよ。ここよりでっかくて綺麗な公園が」


「じゃあ、何でこの公園に遊びに来てたの?」


「初恋の相手探すため」


「え……?」


初恋の相手……?


銀の口から唐突に出た言葉に、あたしは思わず言葉を失った。
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