正反対恋愛【完結】
それは銀が『あと少し頑張れ』そう言っているようで。
「……銀……」
何故か体にみるみるうちにパワーが沸き上がってくる。
あんなに辛かったはずのマラソンなのに、銀が応援してくれていると思うと力がみなぎってきた。
「あと……少し……」
既に周りの生徒達は皆ゴールし、走っているのはあたしただ一人。
でも、あたしは必死で走り続けた。
もう少し。
もう少しだ。
自分自身を励ましながらあたしはゴールを目指した。
「……銀……」
何故か体にみるみるうちにパワーが沸き上がってくる。
あんなに辛かったはずのマラソンなのに、銀が応援してくれていると思うと力がみなぎってきた。
「あと……少し……」
既に周りの生徒達は皆ゴールし、走っているのはあたしただ一人。
でも、あたしは必死で走り続けた。
もう少し。
もう少しだ。
自分自身を励ましながらあたしはゴールを目指した。