正反対恋愛【完結】
「なぁ、あのチョコ本当は誰に渡そうとしてたの?」
「……それは……」
しばらくして目を開けると、男の子はガバッと起き上がりあたしに問い掛けた。
「翔太?それともあの中の誰か?」
何て答えたらいいんだろ。
でも嘘をつくのは何となく心が痛む。
「……翔太君に」
男の子の澄んだ目に見つめられ嘘を吐く事が出来ず、あたしは正直にそう話した。
「……それは……」
しばらくして目を開けると、男の子はガバッと起き上がりあたしに問い掛けた。
「翔太?それともあの中の誰か?」
何て答えたらいいんだろ。
でも嘘をつくのは何となく心が痛む。
「……翔太君に」
男の子の澄んだ目に見つめられ嘘を吐く事が出来ず、あたしは正直にそう話した。