正反対恋愛【完結】
目の前の相手に、自分の気持ちをぶつけたのはこれが初めてだった。


きちんとレイラちゃんの目を見て自分の意見を伝える事が出来た。


そう考えると安堵の気持ちと達成感が同時に沸き上がってきた。



「ハァ?あんた、懲りてないの?今度は階段から突き落とすぐらいじゃ済まさないわよ?」


「レイラちゃんにどんなことをされても、あたしは銀が好き。その気持ちは変わらないよ」


するとレイラちゃんはあたしを鋭い目でキッと睨みつけた。
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