正反対恋愛【完結】
髪を金髪に染め制服を着崩し、シルバーのネックレスやピアスを付け一見すると怖そうな容姿の男の子。


目は鋭く、まるで狼のような風貌だった。


正直昔からこの手のタイプの男の子はちょっぴり苦手。


地味であるが故に、今までこういった男の子との関わり合いがなかったし、雲の上の存在だと思っていた。



それに、自分の中で不良=悪い人という方程式が出来上がっていた。



でも不思議。


この男の子と喋っていると、何故か心が落ち着く。


今日初めて会ったとは思えないくらいリラックスしている自分がいた。



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