正反対恋愛【完結】
「俺さ、人のこと不細工とか平気で言い放つ奴って大っ嫌なんだよ。意味分かる?」


「それって……」


腕を銀に掴まれ逃げる事も隠れる事も出来ず、レイラちゃんは俯きながら聞き返した。



「少し可愛いからって、どの男でも簡単に落とせると思うなよ?俺はそんなに単純じゃない。それに、篠崎には彼氏がいるだろ?なのになんで俺の周りをチョロチョロするんだよ」


「……何でそれを……」


「お前の彼氏、俺の中学の先輩なんだよ」
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