正反対恋愛【完結】
「俺さ、競技の前たまたま佐奈が校舎から出てきたの見たんだよ。その時足を引きづってた事に気付いてて」


あ……だからか。


保健室にいる時、やけにあたしがどこで怪我したのか気にしてたもんね。


『何か困った事とかあったら、俺にすぐ言えよ?』


この時、銀は全てを悟っていたのかもしれない。


あたしの身に何か良くないことが起きたのかもしれないと。



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