正反対恋愛【完結】
第十六章 嫌がらせ
銀と付き合いだして3ヵ月が過ぎた頃、あたしの身の回りで不思議なことが起こるようになった。 


下駄に入れておいた靴が片方床に落ちていたり、机の上にゴミが乗っていたり。


最初はあまり気にしていなかったけれど、今日確信を持った。 


『死ね』


朝いつものように登校すると、上履きに赤ペンで落書きをされていた。


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