正反対恋愛【完結】


あの日偶然出会った男の子は銀だったんだ。


『お父さんと一緒にミルク買ってくる!』


そう言って駆けだしていった銀。


その後なかなか戻ってこなかったため、あたしは待つのを諦め子猫を連れて自宅に戻った。



その後あたしが銀と会うことはなかった。


バレンタインデー。


銀が話し掛けてくれるまでは、あたし達にはなんの関わり合いもなかった。

< 326 / 365 >

この作品をシェア

pagetop