社長と恋
「お前みたいなバカが俺の会社で働いてるとはな。」
!
『…そこまで言わなくても…』
「じゃあな」
しばらくらきと二人で立ち尽くしたまま彼の背中を見送った。
『……あんなのが社長なんだ…』
「でも、仕事は出来るのよ。」
明日からどうしよう。
メガネ君…じゃなかった社長と同じ職場なんだよな…
てゆーか、なんで社員みたいに働いてんだろ。
社長ってえばりくさってるイメージしかないんだけど。
…しかも、思ってたより全然若かった。