社長と恋



………………?


少しドキドキしながら小首をかしげると、秋元さんは笑顔を作ってあたしの頭をポンポン、と撫でた。


「なんでもねぇ…。
来てくれてありがとう。
また明日な」


『あ、うん。
また明日、おやすみ』


秋元さんに別れを告げて玄関先で見た暗闇の中で光る星は、いつもより輝いて見えた。


…気のせいだったのだろうか?


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