社長と恋



『優華さん…?!
どうしてこんなとこに…』


相変わらずモデルのような綺麗な顔にスタイルの良さ。
あたしと同じモノトーンの服を着ているのに全然オシャレに見える。


「あたし、今日からここで働くの!
よろしくね。」


胸元にぶらさげた名札を見せてくれた。


『働くってどうして……』


ずい!とあたしの名札を見て、心ちゃんね!と笑った。


「ん?
んーとね…好きな人がいるの。」


一瞬呼吸をするのを忘れた。
じわじわ…と胸に広がる疑惑。
優華さんが好きなのってきっと―――…


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