社長と恋



「証明………?」


「も~そんなんならさぁ、早く別れろーっ!!」


そう楽しそうにゲラゲラ笑う優華をド突きたくなった。


「お前調子乗んな!!
俺は山崎待たせてっから帰る!」


「え…山崎………?」


優華の小さい声に気付かず、俺は早足で自販機に向かって歩いた。
しかし、待っているはずの山崎はいなかった…


携帯を出して電話をかけようとすると、画面にメール有りの印があった。
開いて見てみると、山崎だった。


“今日は帰ります。
ごめんなさい。”


……………………。


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