社長と恋



『ごめんね、らき。
邪魔して……』


らきはあたし達を結城さんと向き合うようにソファーに座らせた。


「いいよ~。
心にちゃんと会わせたかったしね!
ところでなんかあったの?」


らきは秋元さんをチラッと見て聞いた。
あたしも秋元さんを見ると、真剣な顔でらきを真っ直ぐ見ていた。


「南、山崎の親代わりに挨拶しておく。

…俺は山崎と真剣に交際させてもらっている。
絶対幸せにする。
これからもこいつと仲良くしてやってくれ。」


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