社長と恋



…むかつく寝顔。


ふ、と笑って俺は山崎にこっそりキスをした。


エンジンをかけると山崎は目を覚まして、ヘラッと笑ってお疲れ様~と言った。


「本当お疲れだっつーの。」


山崎にデコピンすると、痛!と笑った。


なんだか自分が女とこんな事をしているなんて本当信じられない。


『秋元さ~ん。
あたし今日和食食べたいです。』


山崎の注目に答えて適当に和食の食べ物屋へ入った。
お洒落ではなくて、皆で和気あいあいとした雰囲気。


< 299 / 371 >

この作品をシェア

pagetop