社長と恋



らきはにっこり笑って頷いた。


「うん。
東君はよく受付に書類持ってきてくれるんだよ。
最近人変わっちゃったけど。」


『へぇ~』


「心とも知り合いだったんだねぇ~。
意外なペア。」


サラダをパクッと口に入れてあたしと東君を交互に見た。


『知り合いってゆーか…』


「俺が片想いしてるんだ。」


にっこり笑って言った東君をあたしもらきも同時に見た。


え~~~~!
言い方軽っ!
笑顔でサラッと言ったよ、この人!


「へぇ~…心にねぇ…」


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