社長と恋



隣に座ると、満足そうにあたしの肩をグイッと引き寄せた。


「腹減ったなー。」


『そうだ、何が食べたいの?』


「……………んー…。
肉じゃが。」


『あははっ、定番~』


クスクス、と笑って立ち上がると、グイッと腕を掴まれて引っ張られた。


!!


ソファーに倒れ込むと、秋元さんが上に乗ってニヤリと笑った。


「やっぱ止めた。
他のにする。」


『…何?
てゆーかねぇ、この格好恥ずかしいから退いてくれない?』


「この状況分かってる?
何?って、俺の言う事一つしかないだろ?」


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