社長と恋
『なんとかするかぁ。
秋元さんがそんなにあたしと結婚したいって言うなら仕方ないな!』
いしし、と笑ってクルリと再びじゃがいもを手に取る山崎。
「…お前なぁ……。
結構言うようになったな。
俺に向かって、んな事言うなんてまだはえーんだよ。」
グイッと身体を引き寄せて触れるだけのキスをした。
『…いい加減、その上から目線直さないと部下に嫌われちゃうよ?』
と山崎は笑った。
「だから社長には向いてねぇんだよ。」
もう一度山崎とキスを交わし、幸せを感じ合った。