社長と恋
迷ってる間に秋元さんは勝手に家に行ってあたしを家に招待した。
大きなマンションで、高そうな感じがした。
中も、シンプルだけど綺麗にしてあって、無駄に広がった。
『…こんな広いのに一人?』
秋元さんを見ると、スーツの上着を脱いで、ネクタイを緩める姿が目に入った。
…様になるなぁ。
「あぁ。
寂しいだろ?
だからお前呼んでみた。
お前も一人暮らしで寂しいだろ?」
シャツだけになって、少しはだけた秋元さんの格好にドキッとしながら頷いた。