社長と恋



床に着かない程度に短いスカートにヒラヒラと周りに広がるレースが付いた純白のドレス。
足元も真っ白な慣れないヒール。


『…これ…って……』


らきを見ると、優しく笑って頷いてあたしに近づいた。
フワッと頭にレースを被せられた。


「今からあんたの結婚式だよ。」


『どうして………』


「前から旦那と結婚式やってあげたいねって言ってて、会社の皆に協力してもらって、社長も同じように今ここにいるんだよ。」


『え……秋元さんも?』


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