社長と恋
山崎に近づくと、小さな声で今日の終わる時間を聞いた。
『今日は普通に帰れる』
「そうか。
じゃあ、悪いが今日はバスで帰れ。
用事があって送ってやれない」
俺をジッと見て、カバンから弁当を出して俺に持たせた。
『お疲れ様』
「ありがとう」
弁当を持って社長室に行くと、代わりにの社員が立ち上がって会釈をした。
「よ、お疲れ。」
「お疲れ様です。
詳細はこちらに書いてあります。」
紙を受け取ると、時間や服装、参加者の名前が書いてあった。