社長と恋



そのままほろ酔い気分でらきと居酒屋に向かっていると、前から見た事があるような人が歩いてきた。


『……ん?
メガネ?』


じっくり見ると、メガネをしていないが、あのでかさとキツイ目はメガネだ!


酔っていたあたしはメガネに近づいて話しかけた。


『よ!
黒ぶちメガネ君!
手伝いなのに今日はお疲れ様でしたぁ~』


メガネ君は、物凄いうざそうな顔であたしを見下ろした。


「…は?
誰だよお前」


『同じ会社の山崎です~。
朝ぶつかった~!』


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