社長と恋



サラサラの長い髪をなびかせて、大きな瞳と鼻筋の通った鼻に小さな唇。
このモデルのような女は…


「優華…」


「真琴ー!
久しぶりに会ったかと思えば大きくなったねぇ!」


嬉しそうに俺の体を叩く。


「相変わらずお前はうるせぇよな。」


叩いていた手を掴んだ。


「何よー!
意地悪っ!
久しぶりに会って言う事じゃないでしょ~?
もっと、綺麗になったな…とか!
ったく、バカ真琴!」


「あ~うるせぇ!
少し黙れよお前は!!」


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